7月28日(日本時間29日)に行われたトロント・ブルージェイズ対ロサンゼルス・エンゼルスの一戦で、エンゼルスの大谷翔平が両足の痙攣により途中交代したひと幕を受け、元MLBプレーヤー・川﨑宗則氏が、2014年にした発言がMLBファンの間で“バズっている”と話題になっている。
【映像】大谷翔平“3打席連続”キング独走弾を弾丸ライナーで叩き込んだ瞬間
7月30日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、“大谷の両脚痙攣”を機に、川﨑氏の発言が再注目されていることを紹介。当の川﨑氏も「今日言われるまでわかりませんでした」というこの発言は、ブルージェイズ時代の2014年、今回の大谷と同様に川﨑氏が脚の痙攣に見舞われて欠場していた際に、インタビュアーから回復のための方策を訊ねられ、「サルって足をつらないでしょ?絶対につらない。なんでかって、サルは毎日バナナを食べてるからだよ。そう、2本ね。うん、僕は3本。今日はバナナを3本食べました。そう、サルは身体がつらないから。」と、サルを引き合いに、バナナを食べることが有効であるとインタビューで語ったもの。
その際に、川﨑氏が映画『メジャーリーグ』の登場キャラばりに、カメラ目線で自信タップリに応えていることから、インタビュアーも思わず笑いを堪えるような表情でやりとりすることになるという、その独特な“ネタ”感が当時、ネット上でも話題となり、川﨑氏の人気をさらに急上昇させることなった。
このインタビューで発言が、今回、はからずも大谷の両脚痙攣に際して再注目され、MLBの専門メディア『トーキン・ベースボール』も、改めてSNS上で投稿することとなったというわけだが、その際、「川﨑氏のアドバイスがショーヘイに効くかもしれない」というコメントを添えて投稿したところ、投稿後3時間で40万人以上が閲覧。現地ファンからは「よし、バナナ3本行こ!(笑)」「カブスのレジェンドは言うことが違う」「川崎はホントにインタビューで陽気だった。彼はみんなを笑顔にしてくれる。」「ああ、彼がいなくて寂しいよ。」といったコメントが寄せられるなど、大きな反響が巻き起こっている。
なお、こうしたバナナの効能について川﨑氏は「バナナよく食べるんですけど、試合前は。すぐエネルギーになって。」と、少なくともアスリートにとってはオススメの食べ物であることを紹介。改めて“バナナ食”を勧めることとなった。
(ABEMAスポーツタイム)