大谷翔平、3戦連続申告敬遠も今季31度目マルチ安打で貫禄もう少しで40号の一打はスーパーキャッチに阻まれる

【MLB】ブレーブス1－4エンゼルス（7月31日・日本時間8月1日／アトランタ）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。前日の2敬遠と合わせ直近2試合で4敬遠と勝負を避けられていたが、今日は3打数2安打で今季31度目、3試合ぶりのマルチヒットを記録。3試合連続で申告敬遠されるなど2四死球のなかで大谷の一打が光った。

【映像】大谷の40号阻んだHRキャッチの瞬間

　大谷は29日（同30日）のブルージェイズ戦で2敬遠。特に2つ目は走者一、三塁と一塁が埋まっているシーンでの敬遠だった。昨日30日（同31日）も2敬遠で9回は同じく走者一塁のケースと、徹底的に勝負を避けられていた。

　迎えた今日の第1打席は、29日（同30日）の1打席目を彷彿されるような死球。足の付近に投球が直撃し、大谷は思わず声をあげた。そして、走者二塁と一塁が空いた場面の2打席目は申告敬遠。3試合連続の敬遠に大谷は苦い表情を浮かべたが、続く3打席目は目の覚めるような痛烈なライト前ヒットで5試合連続安打を記録。さらに4打席目はレフト前に運ぶ技ありの一打で今季31度目、3試合ぶりのマルチ安打を放った。最後の5打席目はもう少しでホームランかというあたりだったが、ブレーブスのセンター、ハリス2世のスーパーキャッチに阻まれた。

　試合はトレードで14年ぶり復帰となった新加入のグリチェックに、移籍後初本塁打が飛び出すなど、エンゼルスが接戦を制し2連勝。怪我で離脱していたネトもスタメンに復帰するなど、大谷を含めて一丸となってプレーオフ進出を目指すチームに、追い風が吹いてきた。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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