【MLB】ブレーブス1－4エンゼルス（7月31日・日本時間8月1日／アトランタ）
エンゼルスにとって、心強いカムバックとなったことだろう。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したこの試合、トレードで加入したばかりのグリチェクが移籍後初ホームランを放ち、エンゼルスの勝利に貢献した。
今季のエンゼルスはここまで55勝51敗でアメリカン・リーグ西地区3位。ワイルドカード争いでも3位のブルージェイズに4ゲーム差という位置に付けていて、ポストシーズン進出の期待がかかる状況。
大谷の超人的な活躍でここまでの成績を収めているのは確かだが、主砲トラウトの骨折など、故障者リスト入りの選手がメジャー最多と野戦病院状態。主力選手の欠場が重なったことで相手チームは大谷との勝負を避けるシーンも目立ち始め、チームにとってポストシーズン進出が危ぶまれるようになった。
そのなかでエンゼルスはモレノオーナーがこの夏のトレード戦線で積極的な補強を敢行。その一環として行ったのがロッキーズで活躍していたグリチェクとクローンの獲得。2人合わせてメジャー通算369本塁打という大砲を加えることで打線に厚みを出した。
なかでもグリチェクは2009年のドラフト1巡目（全体24位）でエンゼルスに指名されたという経緯を持つ選手で、その後はカージナルスでメジャーデビューを果たした。実に14年ぶりとなる古巣での再デビュー。それだけにこの試合では思いが強かったことだろう。2死満塁のチャンスで打席が回ってきた移籍後初打席は力みが出て空振り三振に終わったが、そのリベンジを第2打席で果たした。
4回表のエンゼルスの攻撃。この回の先頭打者として打席に入ったグリチェクはブレーブスの先発、モートン投手が2球目に投じた高めのストレートをフルスイングした。
打球はライトへとグングンと伸びていく強烈なものでそのままスタンドに飛び込む本塁打。エンゼルス移籍後初ヒットが本塁打となり、ホームイン後はダグアウトには兜を被るエンゼルス恒例のホームランセレブレーションを行い、文字通りチームの一員となった。
かつて在籍した古巣であいさつ代わりの一発を放ったグリチェク。「ようこそ、エンゼルスへ」「グリチェクいきなり打ってて草」「初兜！！ブルペンへのセレブレーションもしっかりと」とSNSでは喜びのコメントが連発した。グリチェクの活躍もあり、エンゼルスはブレーブスに勝利。プレーオフ争いに向けて大きな1勝を挙げた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース（大谷翔平所属）試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・スポーツマーケティングにおけるライブ特化型広告とは
・「脳科学×AI」で切り開く新しいマーケティングの可能性
・「ABEMA」のスポーツ×広告事例からひも解く “価値ある広告リーチ”とは
