【第105回全国高校野球選手権記念大会】クラーク国際-前橋商(1回戦・第3日・第2試合・甲子園)
春のセンバツにも出場した北北海道代表・クラーク国際(7年ぶり2回目)と群馬代表・前橋商の試合。両チームのエースが好投をみせ、緊張感が漂う好ゲームとなったが、前橋商の2年生・小池絆選手(2年)が0-1と先制を許した直後の3回裏に芸術的なバットコントロールを見せ、同点のタイムリーを放った。
【映像】前橋商 小池絆選手 見事なバットコントロールでレフト前へ同点タイムリー!
3回表、クラーク国際の8番山田陽紫選手(2年)がセンター前ヒットを放つと、犠打で進塁後、1番鈴木凰介選手(2年)の先制タイムリーで1点を先制。しかしその裏、前橋商は9番竹川菖悟選手(3年)が四球で出塁、犠打で二進後、2番斎藤隼選手(3年)がセカンドゴロを放ち、竹川は三塁へ。ここで3番の小池がカウント1-1からレフト前へ同点タイムリーを放った。
左バッターの小池が放った流し打ちのヒットは正に芸術的だった。クラーク国際の先発・新岡歩輝選手(3年)が投じた外角低めへ落ちるシンカーにチョコンとバットを出すと、打球はショートの頭を越えてレフト前へ落ちる。
これには解説者も「上手く併せました!」と語ったが、この巧打をみて篠塚利夫(銚子商-巨人)を思い出したオールドファンも多かっただろう。篠塚は2年生のときに3番打者として母校の銚子商を全国優勝に導いたが、高校野球の歴史に残るバッターを彷彿させる芸術的な一打だった。
画像提供:バーチャル高校野球
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『熱闘甲子園』動画一覧
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