【第105回全国高校野球選手権記念大会】鳥栖工3−2富山商(1回戦・第4日・第1試合・甲子園)
【映像】セカンドが好捕→ショートにグラブトス→一塁送球の超絶プレー
8月9日に放送された「熱闘甲子園」で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の鳥栖工(佐賀)対富山商(富山)の一戦を紹介。番組では、富山県大会からノーエラーを続けている富山商の“守りの野球”に注目した。
この試合、両チームともに投手陣が粘りの投球を見せ、延長12回タイブレークの末、鳥栖工がサヨナラ勝ちを収めるまで、終始、一進一退の攻防が続く白熱した展開を見せることとなったが、そうした試合の中で注目を集めることとなったのは、富山商の“守りの野球”。
7回裏の守備では、2死走者なしの場面で、センター前に抜けるかに見えた打球を、セカンドの白木球二選手が追いつき、そのままグラブでバックトス。これを受けたショートの竹田哩久が、身体を回転させるようによじりながらのジャンピングスローで一塁へと送球し、アウトに。マウンド上で粘投を続ける先発・上田海翔選手を盛り立てると、11回裏、タイブレーク、2死一、二塁の場面では、ライトオーバーになるかに見えたライナー性の打球に、途中出場のライト・秋田幹太選手が浅めの守備位置から懸命に背走し、そのままジャンピングキャッチ。勢い余って倒れ込みながらもボールを離さず、マウンドの上田を救うこととなった。
12回裏、タイブレークでの敗戦となったものの、最後まで鉄壁の守備でマウンド上の主将・上田を盛り立てた富山商守備陣。試合後には「疲労はないです。」と、清々しい笑顔で語る上田だが、全161球、最後までたった1人で投げ抜いたエースにとっては、なんとも頼もしく、誇らしい仲間たちであったといえそうだ。
写真提供:朝日新聞社
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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