【MLB】エンゼルス-ジャイアンツ(8月9日・日本時間10日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で今季22度目の二刀流先発登板。6回97球、被安打3、3四球1失点の粘りのピッチングを見せて降板した。その裏にエンゼルスが一挙4点を奪い逆転。試合はエンゼルスが4-1とリードしており、このまま勝利すれば大谷は2年連続10勝到達となる。
大谷は7月27日(日本時間28日)の前々回登板で9回111球を投げ1安打無失点の快投。メジャー初完投初完封で9勝目を挙げたが、直後に行われたダブルヘッダー第2試合で2本塁打を放ったものの左脇腹の痙攣により途中交代すると、翌日の試合も両足の痙攣で途中交代。前回登板である8月3日(同4日)は無失点の好投を続けながら右手と指の痙攣により4回59球で突如降板していた。
疲労の蓄積が心配される中、再び10勝目をかけ中5日で先発マウンドに上がった大谷は、1回を無失点に抑えたものの、2回は相棒サイスの牽制悪送球もあって1点を失ってしまう。3回の2死一、三塁のピンチは伝家の宝刀スイーパーで空振り三振を奪い切り抜けると、4回はこの日初めての三者凡退。続く5回も三者凡退に抑え、結局6回97球を投げ3安打3四球1失点(自責点0)5奪三振と粘りのピッチングを見せマウンドを降りた。
その裏、ここまで無得点に抑えられていたエンゼルスがドルーリーのタイムリーで同点に追いつくと、続くムスタカスが劇的な3ランを放ち勝ち越し。エンゼルスが4-1と逆転している。
この後大谷は、2年連続の10勝、さらに前人未到の2年連続「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を目指し、DHとして試合に出場する。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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