【第105回全国高校野球選手権記念大会】文星芸大付 - 宮崎学園（2回戦・第6日・第4試合・甲子園）
学校にとって、歴史的な一歩となった。初出場の宮崎代表・宮崎学園は丸山遥音選手（3年）がライトへタイムリーヒットを放ち、記念すべき甲子園初得点を記録した。
【映像】宮崎学園、聖地初得点！正捕手・丸山選手がタイムリーを放つ
ノーシードだった宮崎大会で続々と強豪高を破り、準決勝、決勝ともにサヨナラ勝ちで掴んだ初の甲子園の切符。チーム打率は.245と決して高くはないが、持ち味の粘りの野球が甲子園の舞台でも見事に花開いた。
そんな宮崎学園の野球の真骨頂が見えたのが4回裏。前のイニングで2点を奪われて迎えたが、斎藤崚雅選手（3年）がライトへのツーベースヒットを放ってチャンスを作ると、その後は四球、死球であっという間に満塁に。ここで打席には正捕手を務める8番打者、丸山が入った。
宮崎大会で打率.333を記録するなど好調だった丸山はここでも文星芸大付の渋谷優希選手（3年）が2球目に投じたストレートを狙い撃ち、見事にライト前へ強打を放った。
鋭いライナー性の当たりだった打球だが、これをライトの山田匠選手（3年）が後逸。その間に塁上にいたランナーはすべてホームイン。打った山田自身も三塁へ向かい、送球を受けたサードとのタッチプレイとなったがこれをうまくかわしてセーフ。走者一掃のタイムリーは宮﨑学園にとって聖地初得点となり、一気に逆転に成功した。
記念すべき一打を放った丸山の活躍に視聴者は「よく打ったな」「ラッキーだな」「走塁上手いな」と不動の正捕手のプレーを褒めたたえる声が目立った。
（画像提供：バーチャル高校野球）
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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『熱闘甲子園』動画一覧
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