【第105回全国高校野球選手権記念大会】聖光学院2-8仙台育英(2回戦・第7日・第4試合・甲子園)
昨年の覇者である宮城代表・仙台育英が、福島代表・聖光学院との強豪対決を制し、連覇に向けて大きく前進を遂げた。昨夏の準決勝以来の対戦では、聖光学院・杉山由朗選手(3年)に大会13号となるライトへのソロHRが飛び出たが、接戦を制したのは王者・仙台育英。打撃の中心となった2年生の湯浅桜翼選手の3つのタイムリーヒットで相手を突き放し、3回戦進出を決めた。
【映像】大会13号!聖光学院・杉山由朗選手 ライトスタンドへのホームラン
30回目の出場で史上7校目となる連覇を目指す仙台育英が、接戦を制して大きな前進を遂げた。先制点は仙台育英。1死一、三塁のカウント1-1から聖光学院・樽川遥人選手(3年)のフィルダースチョイスで仙台育英に1点が入った。2回にはすぐに聖光学院が追いつき同点に。序盤から互いに好守備が見られる見どころの多い展開となった。
2回には仙台育英の2年・湯浅桜翼選手が2死二、三塁からセンターへの飛球が聖光学院のセカンドとセンターの中間に落ちる守備のほころびから勝ち越しタイムリーツーベースに。しかし、聖光学院も譲れないとばかりに4回には杉山のライトへのソロホームランで、1点差に詰め寄り接戦へと持ち込んだ。
意地と意地がぶつかり合う展開では、聖光学院の先発・小室朱生選手(3年)が好投。王者の強打線に揺さぶりをかけたが、終盤に入るとタイミングをしっかり合わせてきた仙台育英打線が目覚め7回に湯浅が1死2塁,
カウント1-2からタイムリーツーベースヒットで貴重な追加点を奪って見せた。さらに途中出場の浜田大輔選手(2年)が続いてタイムリーツーベース。ここで点差を4に広げることに成功した。
終盤でも聖光学院が粘りを見せたものの、チャンスを得点につなげることが出来ず。仙台育英は8回にも2点の追加点を奪ってリードを広げ、攻守がかみ合った安定感を見せつけ大きな白星を手にした。2回戦屈指の好カードを制し、3回戦へ。王者の躍進は止まらない。
(画像提供:バーチャル高校野球)
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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