【第105回全国高校野球選手権記念大会】専大松戸7-5東海大甲府(2回戦・第7日・第2試合・甲子園)
接戦を制し3回戦進出を決めた千葉代表・専大松戸。大事な甲子園初戦の先発マウンドを任されたのは最速151キロの直球で注目のエース・平野大地選手(3年)ではなく、長身を生かしたカーブが持ち味の左腕・渡辺翼選手(3年)だった。県大会を通して5イニングしか投げていない渡辺選手が、起用した持丸修一監督の期待に応えた。
渡辺選手を起用した理由について持丸監督は試合後のインタビューで「こっち(甲子園)に来てから、コントロールもボールのキレもいいんですよね。ですから、今日は渡辺で行こうというのは3日くらい前に決めていました。試合前日に初めて先発だって言いました」とコメントした。
渡辺選手は、山梨代表・東海大甲府の強力打線に対して3回まで無失点ピッチング。4回には、2本のヒットとセカンドゴロで1点を先制されるもしっかりと後続を打ち取り失点を最小限に抑えた。渡辺選手はその裏、一死1、2塁の場面で送りバントを決めるなど攻撃面でもしっかりと役割を果たし、専大松戸は1-4と逆転に成功した。
クーリングタイム後の6回表、渡辺選手は3本のヒットを浴び1点を返され、2-4となったところで降板。持丸監督は試合後のインタビューで「本当は5回までの予定でしたが、あまりにも上手く投げていたので(その後も)行けるかなと思ったらやっぱりダメでした(笑)。でも、本当によく投げてくれた。今日は渡辺に尽きる」と、期待に応えた渡辺選手に賛辞を贈った。
試合は7-5で専大松戸が勝利。次戦は第10日・第4試合で茨城代表・土浦日大と対戦する。
(画像提供:バーチャル高校野球)
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