【MLB】アストロズ1−2エンゼルス(8月13日・日本時間8月14日/ヒューストン)
ああっ、惜しい! 大きなため息が球場からも漏れるようだった。エンゼルスの大谷翔平投手は「2番・DH」で先発出場。第1打席はアストロズのセカンド、デュボン内野手の美技に安打を阻まれてしまった。
1回表のエンゼルスの攻撃。先頭打者のモニアック外野手が空振りの三振に倒れ、1死走者なしという場面でこの日の第1打席を迎えた大谷はアストロズの先発、ウルキディ投手と対戦。以前の対戦では本塁打を放つなど得意としている相手だけに8試合ぶりの一発が期待された。
緩急を主体とするウルキディはこの対戦でも前の打者のモニアック同様、ストレートとチェンジアップのみで大谷との勝負に挑み、大谷は2球目に来たストレートをファウル、そして3球目のチェンジアップを空振りと早々と追い込まれたが、その後2球、低めに来たチェンジアップを見極め、カウントはフルカウントに。
そして6球目、大谷は外角高めに来たストレートに反応した。見逃せばボールかもしれない球だったが、打球はピッチャーのやや右を抜ける鋭い当たりに。
そのままセンター前へと抜けるかと思われたが、この打球に対し、セカンドのデュボンがダイビングキャッチ。一度グラブからボールがこぼれたもののすぐに取り直し、膝をついたまま素早く送球。これには俊足の大谷も間に合わずにアウト。記録はセカンドゴロとなってしまった。
あわやヒットかと思われた当たりを好守で阻んだデュボン。「これぞメジャー!」という美技だったが、このプレーを見たファンは、SNSなどでも「抜けたかと思った」「惜しい」と、ヒット1本を損した大谷に対して残念がる声が目立った。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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