【MLB】アストロズ1−2エンゼルス(8月13日・日本時間8月14日/ヒューストン)
かつての相棒を襲ったアクシデントへの対応に、大谷らしさが垣間見られた。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場したこの試合、SNS上で「大谷らしい」と称されるほど、ほっこりとしたシーンが見られた。
9試合ぶりとなる第41号ソロホームランを放ち、その得点が決勝点となったこの試合。9回表に先頭打者として第4打席を迎えた大谷はこの回からマウンドに上がった相手投手モンテロと対戦。やや荒れ気味のボールに対して思うようなスイングができないという感じの大谷だったが、4球目以降は冷静にボールを見極め、フルカウントに。そして5球目、6球目と続けて外角に来たチェンジアップをカットしてファウルにした。
この6球目にファウルにした打球がアストロズの捕手マルドナードの下腹部を直撃すると、その痛さに思わず「オォー!」と声を上げて悶絶するシーンが中継に映し出された。
自身の打球を受けて痛がっているマルドナードに気付いた大谷は「大丈夫?」といった様子でスイング後にすぐに振り返り、マルドナードを心配そうにねぎらった。
マルドナードは2017年から2018年にエンゼルスに在籍し、メジャー移籍1年目の大谷とはバッテリーを組んだ仲でもある。それだけにまさかのアクシデントに際して心配したのだろう。幸いマルドナードの痛みもすぐ引いてプレーは再開。結局、大谷は続くモンテロの内角に食い込んで来たボール球を見送り、四球で一塁へと歩いた。
ハプニングに見舞われた元同僚をねぎらい、どこかほっこりとするシーンにSNSでは「優しい」「大谷らしい」といった、大谷の人柄を称賛するコメントが飛び交っていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




