【第105回全国高校野球選手権記念大会】広陵3-6慶応(3回戦・第10日・第2試合・甲子園)
【映像】相手が嫌がる“驚異の足”
8月16日に放送された「熱闘甲子園」で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の広陵(広島)対慶応(神奈川)の一戦を紹介。番組では、“強打”の慶応打線の1番バッターとして活躍する丸田湊斗選手に注目した。
この試合、初回に迎えた第1打席で丸田は、しっかりと四球を選んで出塁すると、相手の暴投に乗じてすかさず2塁へと進んだ後で、いきなり3塁への盗塁も成功。絶好の好機を演出すると、その後、自ら先制のホームを踏むことに。また、延長10回のタイブレークで迎えた第5打席では、ベンチの期待に応える形で、ライト前へと安打を放ち、決勝点につなげる大活躍。見事、1番バッターとしての役割を果たし、慶応打線が相手投手を攻略する上でのキーマンとなっている。
こうした丸田について、番組キャスターの古田敦也氏は、「今日は、やっぱり1番バッターの丸田君の活躍。これが光ったと思います。」と、この試合で勝敗を分けたポイントとしてその名を挙げ、「10回表タイブレークの場面なんですけど、ノーアウト1塁2塁でね、バントもできるところなんですけど、ここで、強行してきます。しっかりヒットで繋ぎ、チャンス拡大。これが、決勝点に繋がったと言っても過言ではないと思う。」と、同点で迎えた延長10回のタイブレークの場面で、“打てる1番”である丸田に、バントをさせず、あえて強行させた慶応の策が当たったことを指摘。
続けて古田氏は、先制点をとった初回の攻撃を振り返る形で、「この丸田君はやっぱり足なんですよね。初回、フォアボールで出て、キャッチャーがはじいた瞬間に、セカンドを陥れてますね。いや、もう、この思いっきりの良さですね。自分の判断ですよ。」と、丸田が四球を選んで出塁した後で、相手捕手がボールを弾いた瞬間に判断よくスタートを切り、2塁へと到達していたプレーを称賛。さらにその後、3塁への盗塁まで決めてしまうという丸田の“驚異の足”についても、「そして、このまま3塁を盗んでしまうんですよね。これで、初回、点をとってしまうんですけども、この思いきりの良さ、素晴らしいね。」と、単に俊足であるだけでなく、丸田が的確な判断をした上での、“積極走塁”を見せていることを称賛した。
写真提供:朝日新聞社
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
1〜3回戦(タップで動画へ) | ||
---|---|---|
8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
8/12 第7日 | 8/13 第8日 | 8/14 第9日 |
8/16 第10日 | 8/17 第11日 | |
準々決勝・準決勝(タップで動画へ) | ||
8/19 第12日 | 8/21 第13日 |
『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
---|---|
第1日 | 浦和学院と仙台育英の好カードは3時間超えの大熱闘! |
第2日 | 川之江には幼なじみが4人…叶えたい願い |
第3日 | 通算140HR!花巻東の佐々木麟太郎選手が最後の夏 |
第4日 | 感謝届けたい相手がいる夏…第4日は家族の絆に胸が熱くなる! |
第5日 | 斎藤佑樹氏、捕手のキャッチング技術に脱帽! |
第6日 | 球児に宿るアルプスのチカラ |
第7日 | 笑顔 感謝 信頼...宿命 |
第8日 | ALL for ALL~全員が全員のために~ |
第9日 | 夏に輝くモンスター! |
第10日 | 広陵・主将が最高の舞台で最愛の人へ恩返し |
第11日 | 仙台育英に挑む履正社の信頼し合うW左腕 |
第12日 | 昨夏王者・仙台育英に立ち向かうは花巻東 |
第13日 | ベスト4がいちばん長い夏をかけて激突! |
第14日 | 4年ぶりに戻ってきた声に包まれ最後の一戦 |