【第105回全国高校野球選手権記念大会】仙台育英 9―4 花巻東(準々決勝・第12日・第4試合・甲子園)
 ゲームセットの瞬間、握りしめたこぶしにはどんな意図があったのか――宮城代表・仙台育英は準々決勝で岩手代表・花巻東と対戦。東北の名門校同士の好カードとなったが、仙台育英が打っては尾形樹人選手(3年)の3安打3打点の活躍などで9得点を奪い、投げては先発した湯田統真選手(3年)の4回無失点8奪三振という快刀乱麻の投球があり、9-4で快勝。昨夏の王者が連覇に向けて盤石の強さを見せた。