8月17日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、スタンドを騒然とさせる送球を見せた日本ハム・万波中正が野球ファンの間で話題となっている。

【映像】日ハム・万波の“爆肩レーザーバズーカ”に走者がドン引きする瞬間
5-0、日本ハム5点のリードで迎えた終盤8回表・ロッテの攻撃、1死一、二塁の場面で、3番・ポランコの放った打球は、ライトへの大飛球に。打った瞬間にスタンドインかと思われたこの打球、フェンス直前で失速することに。とはいえ、二塁走者のタッチアップには充分な飛距離とあって、すかさず二塁走者の藤岡裕大はスタートを切ったが、この打球を、ライトの万波は一度フェンス際まで後退した後で再度、ゆっくりと助走をつけながら前進して掴むと、軽快にステップしながら三塁へ。この間、藤岡は三塁に向かって懸命に走っていたが、万波から投じられた送球は、独特な放物線を描いてノーバウンドで内野へと戻ると、三塁付近で背後から藤岡を抜き、ショートバウンドで清宮幸太郎のグラブに。間一髪ではあったものの、驚きの送球でマウンド上の2番手・マーベルのピンチを救うこととなった。