8月9日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズの一戦で、オリックス・宮城大弥が披露した“魔球”ともいうべきスローカーブに、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
【映像】打者が困惑する遅すぎる“超魔球”
0-0の同点で迎えた2回裏2死1塁、打者は8番・田村龍弘という場面、宮城は初球、やや外寄りのストレートで1ストライクを奪うと、続く2球目、今度はストレートとほぼ変わらぬフォームから、真ん中低め、ボールゾーンへと緩やかに沈み込む93km/hのスローカーブ。球速差52km/hもの緩急で幻惑すると、続く3球目はほぼ真ん中へ96km/hのスローカーブでカウント1-2と追い込み、最後はストレートでショートゴロを打たせてこの回を終えた。