【第105回全国高校野球選手権記念大会】仙台育英 6－2 神村学園（準決勝・第13日・第1試合・甲子園）
惚れ惚れするような美しいフィールディングだった。今大会屈指の好選手の一人、仙台育英・山田脩也選手（3年）がショートで見せた華麗な守備は、「体幹やばい」「魅せるねー」とファンも大絶賛するものだった。
素晴らしいプレーが飛び出したのは8回表、仙台育英の守備の場面だ。仙台育英は神村学園の先頭、1番・今岡歩夢選手（3年）をレフトフライに打ち取ると、この日好調の2番・増田有紀選手（2年）を迎えた。立命館宇治戦、市和歌山戦、北海戦、おかやま山陽戦とここまで4試合ノーヒットながらこの試合で3打数3安打のキーマンである。
増田が放った打球は二遊間への好打となったが、仙台育英のキャプテン・山田は素早い動き出してこれに反応してキャッチすると、一塁へ送球するために身体をそのまま1回転させてファーストへとスローした。流れるようなフィールディングからの送球でピンチの芽を摘むナイスプレーだった。
この好守を目にしたファンは「守備が堅い」「取ってからうますぎ」「体幹やばい」「魅せるねー」「うっま」「うますぎる」と熱いコメントを寄せていた。
仙台育英はこの試合、鈴木拓斗選手（2年）の2ランや、2盗塁を決めた橋本航河選手（3年）を筆頭にチーム盗塁数が5を数えるなど、好打と采配を織り交ぜつつ、さらにはさらには数々の好プレーを見せて6－2で勝利。2005年に駒大苫小牧高校が達成して以来、史上7校目となる夏の大会連覇へ向けて「あと1勝」と迫った。
（画像提供：バーチャル高校野球）
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
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