【第105回全国高校野球選手権記念大会】土浦日大 0-2 慶応(準決勝・第13日・第2試合・甲子園)
1920年以来、103年ぶりの準決勝進出を果たした神奈川代表・慶応は、この日、茨城代表・土浦日大との関東勢対決に挑み、2-0で勝利。同試合では、一塁側アルプス席の大応援団によるおよそ1世紀分の思いを込めた“爆音声援”が話題だ。
今大会から声出し応援が可能となり、大声援が戻ってきた甲子園。準決勝・第2試合は、初回から慶応の一塁側アルプスが揺れた。先頭の丸田湊斗選手(3年)が四球で出塁すれば、続く2番の八木陽選手(3年)が三遊間ヒットで続き、初回から無死一、二塁と先制点のチャンスに。ここで一塁アルプスをぎっしり埋め尽くした大声援が一気にヒートアップする。
中継を通じてもそれとわかるくらいの声援が甲子園に轟き、これには視聴者から「慶応応援凄すぎだろ」「慶応の応援カッコイイ」「応援すごいな」「応援やば」「圧力こわい」「アルプスの圧やば」などとコメントが続々。X(旧ツイッター)上では、「慶応の応援やばすぎる」と現地の動画をアップする投稿も見られ、反響が相次いでいた。
さらに、この試合の実況を務めた山下剛氏は、「慶応は打撃だけでなく“応援”が圧力になっています」とコメント。甲子園最多の68勝を誇る智弁和歌山前監督・高嶋仁氏も「相当な圧力ですね」と反応し、スタンドの応援が力になることを強調した。
結局、この回は2死二、三塁としながら先制点を挙げられなかったが、2回裏の2死二塁から小宅雅己選手(2年)がセンターオーバーの先制タイムリーツーベースを放ち、1点を先制。この場面に加え、6回裏に大村昊澄選手(3年)がライトへのタイムリーヒットを放ったシーンでも、アルプス席の大声援は加速し、慶応ナインを後押していた。
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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『熱闘甲子園』動画一覧
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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