8月21日に放送された「熱闘甲子園」で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)に出場した鳥栖工(佐賀)の1年生投手・松延響(ひびき)選手が、甲子園でバッテリーを組んだ兄・松延晶音(あぎと)選手に手紙を読み上げる姿が紹介された。

【映像】「仮面ライダー兄弟」弟から兄へ感謝の手紙
「晶音へ まず、4ヶ月間、バッテリー組んでくれてありがとう。」
松延がまず最初に口にしたのは、自身が敬愛し、1人の捕手としても全幅の信頼を置く兄への感謝の言葉だった。少年時代からいつも一緒に過ごしていたという、仲の良い松延兄弟。先に野球を始めた兄・晶音の背中を追いかけ、弟・響は野球を始めた。2人はその後も互いに切磋琢磨しあい、そして、励まし、支えあった。そのため、弟である響が高校の進学先を考えたとき、真っ先に頭をよぎったのは、既に兄が進学し、野球部で活躍している鳥栖工だったという。兄と一緒に“兄弟バッテリーを組みたい”。そんな想い1つで、響は鳥栖工へと進んだ。