「これがMLBの暗黙のルール」大人がファウルボールをキャッチ→譲り受けた子供がボール掲げ“感謝の笑顔” カメラが捉えた一瞬の思いやりに球場全体が“ほっこり”

【MLB】レッドソックス 4－7 アストロズ（8月30日・日本時間31日／ボストン）
　ファウルボールの行方に周囲も思わずほっこりだ。レッドソックスの吉田正尚外野手が4試合ぶりの完全休養となったアストロズ戦の終盤、観客席の女性ファンがファウルボールを子供に手渡し、スタジアムが笑顔に包まれる“ほのぼのシーン”があった。
【映像】プレーの裏でカメラが捉えた“ファウルボール物語”
　3点ビハインドで迎えたレッドソックス攻撃の8回裏2死一塁という場面、ここで打席に立った5番のレフスナイダー外野手は、アストロズのネリス投手がフルカウントから投じた8球目のシンカーを打ち上げ、ファウルボールが三塁スタンドに飛び込んでいった。すると次の瞬間、これを拾った観客席の女性は、横にいた男性とハイタッチ。さらにその後、このボールを近くの少年に手渡していたようで、カメラが切り替わると、子供がうれしそうにボールを掲げる様子が映し出された。