8月28日放送の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)に、元・MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が出演。右肘の靱帯損傷が判明したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の“今後”について、自身の見解を語った。
【映像】電光掲示板破壊弾を見つめる大谷翔平
この日は、右肘の靱帯損傷が明らかとなる前から、川﨑氏が気になっていたという大谷の“兆候”などについて解説。故障が判明するよりも前に行われた8月19日のタンパベイ・レイズ戦で満塁本塁打を放った際にも、右投げ左打ちの大谷にとって基本形ともいえる、右手をリードさせるスイングができていなかったこと、また、それにより、打球が“大谷本来のもの”ではなかったことなどを、VTRを交えつつ紹介することとなったが、その後、大谷の“今後”に水を向けられた川﨑氏は、「(投手として投げなかったら、本来の打撃が)できるということなんです。投げることの不安さが、逆にバッティングに影響してたんですね。今まで。投げないと決まれば(バッティングに専念できる)」と、“二刀流”としてのプレーがなくなり、打者に専念することで、心身ともに負担が軽減され、タイトル獲りに向かって、本来の打撃を取り戻せるようになるという見方を示した。