大谷翔平、1試合2四球に敵地ファン我慢の限界でブーイングも…即、今季20個目の盗塁で史上3人目の快挙にリーチ! 今季の四球の数は91個に

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【MLB】アスレチックス-エンゼルス(9月3日・日本時間4日/オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席はこの日2つ目、今季91個目となる四球を選び、一塁に歩いた。きのうは1試合2つの申告敬遠で今季21個に達した大谷。日本人メジャー初の本塁打王に向け、ここまで9試合45打数ホームランが無い大谷の一発に期待と注目が集まったが、この四球で大谷は今季91個目の四球に。さらにこの日2つ目の四球に対して、敵地ファンはブーイングで不満を露わにした。しかし大谷は直後に今季20個目の盗塁を成功させ、史上3人目となる「45本塁打&20盗塁」の複数回達成の偉業にリーチをかけた。

【映像】「ベースカバーにすら入れない」大谷20個目の盗塁

 またか…そんな光景が昨日に引き続き繰り広げられ、敵地ファンもうんざりのリアクションが起こった。

 この試合、大谷は第1打席でアスレチック先発左腕・マラーとの対戦。初球の真っすぐが外に外れると、2球目のスライダーをファウルした大谷。すると、3球目からボールが3つ続いて今季90個目を数える四球となった。ABEMA解説のAKI猪瀬氏は「そもそも制球が定まっていなかった」と意図的な四球を否定したが、きのうの3四球(2敬遠)に続く1打席目の残念な結果にファンからは無念の声が上がっていた。

 大谷は続く3回の第2打席、3球目の甘い真っすぐを捉えきれずにファウルすると、6球目のスライダーを打ち上げ、ファーストへのフライに倒れていた。

 しかし、これだけで終わらないのが大谷の凄さ。すかさず二盗を決め、今季の盗塁数が20個に。ここまで大谷は44本の本塁打を放っており、2021年に続く自身2度目となる「45本塁打&20盗塁」にリーチをかけた。なお、同記録を複数回達成したのは、マリナーズ時代のグリフィーJr.(1998年に56本塁打&20盗塁、1999年に48本塁打&24盗塁)とヤンキース時代のアレックス・ロドリゲス(2005年に48本塁打&21盗塁、2007年に54本塁打&24盗塁)の2選手のみで、大谷が達成すれば史上3人目の快挙となる。

 このカードはア・リーグ西地区4位エンゼルスと最下位アスレチックスとの対戦となっている。ともにPO進出の望みがない両チームだけに、日本人メジャー初となるホームラン王、さらに打点王の二冠王も射程圏内としている大谷との真っ向勝負を見せて欲しい。(ABEMA『SPORTSチャンネル』) 

【映像】「ベースカバーにすら入れない」大谷20個目の盗塁
【映像】「ベースカバーにすら入れない」大谷20個目の盗塁
【映像】マジか…四球攻めに天を仰ぐ大谷翔平 
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【映像】四球攻めに敵地ファンも「大ブーイング」

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