【MLB】エンゼルス3-6オリオールズ(9月4日・日本時間5日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が試合前の打撃練習で右脇腹の違和感を訴えて急遽スタメンを外れ、今季3度目の欠場となったこの試合、0-0の同点で迎えた2回裏、エンゼルスの攻撃の場面で7番・モニアック内野手のタイムリーツーベースの間、一塁走者のステファニック内野手がわずかな隙を見逃さない好走塁を見せた。
【映像】ステファニックの“神走塁“で先制ホームインの瞬間
0-0の同点、2回裏のエンゼルスの攻撃。先頭打者がライトへのヒットで出塁するも盗塁死で1死。続く6番・ステファニックが四球で出塁し1死一塁、一発が出れば先制の場面で7番・モニアックが打席に立つと、オリオールズ先発のロドリゲス投手から、カウント0-2から低めのチェンジアップを打ち右中間へタイムリーツーベースを放った。
一塁走者だったステファニックが激走を見せて一気に本塁に突入。タイミング的にはアウトに思われたが、スライディングしながら相手捕手のタッチを華麗にかわす離れ業を披露し、欲しかった先制点を奪った。これぞプロフェッショナルの技といえる、お手本のようなプレーに球場からは大きな拍手が送られた。
実況・解説陣は、この紙一重のプレーに「ステファニックが一気にホームまで戻ってきました」「よく走りましたね」「タイミング微妙でしたよね」とステファニックの走塁をたたえ、リプレイ映像を見ながら「かいくぐっています!」と興奮気味に伝えた。
際どいタイミングだっただけに、エンゼルスファンは「ステファニックみせるねぇ」「うおおおおおうまい」「ナイスラン!」とその高い走塁技術を褒めたたえるコメントが多く寄せられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)