【MLB】エンゼルス 2-11 タイガース(9月15日・日本時間16日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が右脇腹の張りで11試合続けてベンチスタートとなったタイガース戦は、最後まで代打・代走でも出場することなく11戦連続欠場となった。チームは初回の失点から追い上げには至らず3連敗。この結果で、地区優勝の可能性が消滅した。
4日(同5日)の試合前にフリー打撃を行ってから右脇腹の張りで欠場が続いている大谷。ネビン監督は者リスト(IL)入りするほどの症状ではないとしていたが、大事を取って出場見送りとなっていた。11日(同12日)には試合前のスタメン発表で「2番・DH」で名を連ねたものの、ケージ内での打撃練習で最終確認した後に先発を外れて出場を回避。この日も代打、代走での出場に期待が寄せられていたものの、11試合連続の欠場となった。
本拠地でのタイガース戦では、「最後の3冠王」と呼ばれるミゲル・カブレラが「4番・DH」で先発出場。第1打席で技ありの右打ちを披露し、メジャーリーグ通算3162本目の安打を放った。その後もエンゼルスの先発・キャニングが連打を浴びて失点。その後も4回にバエス、6回にロジャースにそれぞれソロホームランを許す苦しい展開となった。
その後もエンゼルスは得点が遠く、終盤まで無得点。7回にはメジャー復帰を果たしたフレッチャーがレフトポール直撃の今季2号ソロを放ち、なんとか1点を返したものの、8回に継投陣が崩れて7点の大量失点。10点差が重くのしかかり、チームは3連敗を喫する結果となった。この結果で、2014年以来9年ぶりの地区優勝の可能性が完全消滅した。 大谷はこの日も最後まで代打・代走での出場機会はなく、11試合連続欠場。あすのタイガース戦2戦目での出場は叶うか、注目が集まる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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