エンゼルスの大谷翔平投手は今季の残り全試合を欠場することが9月16日(日本時間17日)、決まった。大谷は8月23日(同24日)のレッズ戦で緊急降板し、同ゲーム後に右肘靭帯損傷が判明したあとも打者としては出場を継続。しかし、9月4日(同5日)の試合直前に右脇腹の張りで108試合ぶりにスタメンから外れた。以降11試合連続で欠場していたなかでの決断となった。
日本時間17日未明、エンゼルスは大谷翔平が右肘靭帯損傷で負傷者リスト(IL)に入り、残りシーズンを欠場すると発表。MLB公式などがX(旧Twitter)でその一報を伝えた。
大谷は今季、投手として10勝5敗、防御率3.14の成績を残し、昨シーズンに記録したベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を、2年連続で達成する前人未到の快挙を成し遂げた。また、打者としても打率.304、本塁打44、打点95という成績を記録。すでに規定打席に到達していることから自身メジャー初となる打率3割の達成も確定している。注目の本塁打数もア・リーグトップを維持し、2位のロバートJr.(35本)とは9本差。シーズンは残り15試合を切るなかで、メジャー日本人初のホームラン王獲得もほぼ確実な状況となっている。
大谷は今季終了後にフリーエージェント(FA)となる。残留か、移籍か。今オフは投打二刀流にも関わる去就が注目される。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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