今季“最長”は150.3m特大弾! 大谷翔平、全44本塁打総括 日本人初HRキングへ 6月は驚異の15発で月間MVPも獲得
【映像】大谷、今季最後の“超速”44号2ラン

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 エンゼルスの大谷翔平投手は9月16日(日本時間17日)にIL(故障者リスト)入りし、残りシーズンを欠場することが決まった。今季もあと15試合を切るなか、これまでに放った44本塁打は依然ア・リーグ首位。2位に8本差をつけており、日本人メジャーリーガー初の本塁打王獲得が濃厚となっている。

【映像】大谷、今季最後の“超速”44号2ラン

 記録的な活躍を残した今季、最後にホームランを放ったのは8月23日(日本時間24日)のレッズ戦。この日、二刀流で先発登板した大谷は1回表を三者凡退に抑えると、その裏に打球速度115.7マイル(186.2キロ)、飛距離442フィート(134.7メートル)の特大2ランをライトスタンドに叩き込んだ。自身今季3番目の打球速度を記録した弾丸ライナーは、続く2回に緊急降板し、右肘靱帯の損傷が発覚したことも含めてあらゆる意味で大きなインパクトを残した。

 これ以上に“超速”だったのが6月18日(同19日)に放った24号2ラン。打球速度は118.6マイル(188.5キロ)に達し、自身今季最速。MLB全体でも現時点で3位という速さの打球はあっという間に右中間方向にフェンスオーバーしていった。

 一方、飛距離で最長をマークしたのは6月30日(同7月1日)、ダイヤモンドバックス戦の今季30号。ヘンリーが投じたスライダーを弾き返した打球は、飛距離493フィート(150.3メートル)、打球速度115.1マイル(185.2キロ)の超特大弾となり、ライトスタンドへ。MLB全体で今季最長飛距離を記録した圧倒的な一発だった。

 今季、大谷が放った44本を月別で見ると4月に7本、5月が8本、6月に15本、7月に9本、8月に5本という内訳。今季月間最多の15本を放った6月と7月は2か月連続でア・リーグの野手部門月間MVPにも輝いた。

 ちなみに、150.3メートルの今季30号弾はキャリアを通じても最長飛距離。大谷が怪我から回復し、来季再びアーチを描く姿を多くの人々が心待ちにしている。

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