＜大相撲九月場所＞◇十二日目◇21日◇東京・両国国技館
十両四枚目・欧勝馬（鳴戸）と十両十一枚目・紫雷（木瀬）の一番で、相手が土俵を割ったと勘違いした紫雷が「えっ？」と驚きの表情を浮かべる一幕があった。土俵際の珍しい攻防に、ファンも 「すごい勝ち方」「どんな負け方w」とざわついた。
立ち合い張っていった紫雷が圧力をかけて押すと、引いた欧勝馬は土俵際へ。欧勝馬はギリギリのところで残っていたが、土俵を割ったと思った紫雷は「えっ？」と驚きの表情を浮かべた。その後、すぐに突き出して改めて勝負を決しようとした紫雷だったが、突進したところを欧勝馬に右からのはたき込みを決められた。マタドールのように欧勝馬にかわされて転がった紫雷は敗れて6敗目。勝った欧勝馬は今場所勝ち越しとなる8勝目を挙げた。
土俵際で互いに「え？」「ん？」と戸惑う珍しい場面に、ABEMAの視聴者からも「すごい勝ち方やな」「どんな負け方w」「これは悔しい」「えーもったいない」「攻め急いじゃった」と驚きの声が相次いで寄せられた。（ABEMA『大相撲チャンネル』）
