【MLB】エンゼルス1-5レンジャーズ(9月25日・日本時間26日/アナハイム)
大谷翔平投手の同僚が意地を見せた。レンジャーズとの最後の3連戦の初戦に「1番・レフト」で先発出場したノーラン・シャニュエルは、1回裏の第1打席でいきなり自打球で悶絶。立ち上がれないかと思ったものの復活すると、直後に強烈なツーベースを放ってデビューから27試合連続出塁を達成した。
今季、エンゼルスは怪我人が続出し、苦しんだ。そんななかで明るい材料となったのが、新人・シャニュエルの存在だ。今年7月のドラフトでアトランティック大学から入団すると、指名からわずか40日後の8月18日のレイズ戦でメジャーデビューを果たした。その後、広角に打ち分ける類まれなバットコントロールで適応し、球団記録だったデビューからの連続試合出塁「15」をあっという間に更新。その後も出塁を重ねてきた。
この試合もレンジャーズの先発グレイの初球を積極的に振っていったが、鋭い打球は自身の左膝を直撃。あまりの痛さにボックスを飛び出して倒れ込み、しばらく悶絶。起き上がれないシャニュエルの元へネピン監督とトレーナーが駆け寄り、ファンも「オーマイガッ」「絶対に痛い」と心配するコメントが寄せられた。
しかし、なんとか立ち上がって打席に立ったシャニュエルは、2球目のチェンジアップを振り抜いてライトへのツーベースを放ってみせた。当然、痛みが残っている左足を引きずりながらの激走にはファンも「すげえ」「いい根性してる」と、痛みを堪えて二塁に到達する闘志あふれる姿を褒め称えた。
これで、デビューからの連続出塁記録はメジャー単独4位となる「27」に更新してみせた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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