マリナーズやロイヤルズなどで活躍したマック鈴木氏が、大谷翔平投手が今季、負傷離脱するまでに放った44本のホームランから"ベスト"を選出。8月14日のアストロズ戦の第41号に注目し「予想外の球種が来ても対応する能力がすごい」と絶賛した。投手ならではの目線で"大谷のすごさ"を熱く語った。
大谷の41号は、アストロズのムシンスキが投じたスライダーを捉えたものだった。マック鈴木氏は、「"抜けスラ"で、見送ればボールじゃないかなと思う。それをバックスクリーンに放り込んだホームラン。大谷の方向に向かっているボールを怖がる仕草もなく、引き付けて完璧に捉える打撃力と予想外の球種がきても動じない対応力がすごい」と絶賛した。
そして、マック鈴木氏は「大谷選手の打ち方、球を遠くに飛ばす打球を見ていると、1回にとどまらずに何回もホームラン王を取るんじゃないかな。来季、500打席以上に立つと60、70本を打つんじゃないですか」と予想した。
今季の大谷は、二刀流で135試合に出場し、打率.304、44本塁打、95打点を記録。WBCで世界一となった勢いそのままにシーズンに突入し、前半戦からホームランキングを独走。特に6〜7月の暴れっぷりは手がつけられず、負傷による離脱がなければ確実に50本を超えていきそうな勢いを見せていた。
現時点で大谷が受けた手術の詳細は伝えられていないが、来季は打者に専念してプレーすることが発表されている。ホームラン王を争うロバートJr.の離脱もあり、日本人メジャー初の悲願および2021年に続くシーズンMVPがほぼ確実視される大谷。マック鈴木氏が指摘するように“健康な状態で”打者としてシーズンを通して今季のようなパフォーマンスを発揮し続けることができれば、来季、マック鈴木氏の予想が的中するかもしれない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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