エンゼルスの大谷翔平投手と本塁打王を争うアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)は、直近7試合で3発と好調を維持。今季は故障で離脱したものの、8月と9月で計15発と本塁打を量産し、9月26日(日本時間27日)の試合終了時点で、ア・リーグトップの44本塁打を放つ大谷と9本差の同4位につけている。
【映像】川上憲伸絶賛!大谷“左打者最速逆方向弾”で貫禄バット投げ
今季、ジャッジは右足親指の靱帯断裂で約2か月間離脱。本塁打数は44対35で大谷がリードしているが、解析ツール『スタットキャスト』を活用した『ベースボール・サーバント』のデータによると、今季これまでに両雄が放った本塁打の最長飛距離と打球速度でも大谷が上回っていることがわかる。
■両者の今シーズン「最長飛距離」
大谷翔平=493フィート(150.3メートル、今季MLB 1位)
アーロン・ジャッジ=464フィート(141.4メートル、同15位)
■両者の今シーズン「最速打球速度」
大谷翔平=118.6マイル(190.9キロ、同3位)
アーロン・ジャッジ=116.9マイル(188.1キロ、同9位)
年間62本塁打でア・リーグ最多記録を樹立した昨季、ジャッジは最長飛距離465フィート(141.7メートル)で大谷の同462フィート(140.8メートル)を僅差で破っており、今季はそれが逆転した。なお打球速度の最速は、昨季も大谷=119.1マイル(191.7キロ)、ジャッジ=118.4マイル(190.5キロ)で大谷に軍配が上がっていた。
ちなみに両者の自己最長飛距離は大谷=493フィート(150.3メートル)、ジャッジ=496フィート(151.2メートル)。自己最速の打球速度は大谷=119.1マイル(191.7キロ)、ジャッジ=121.1マイル(194.9キロ)と、いずれも現時点ではジャッジが上回っている。
2021年以来3シーズンの本塁打数は大谷が46本・34本・44本で、ジャッジは39本・62本・35本と推移。単年で比較すると2対1で大谷だが、3年間の通算では124本塁打の大谷に対して136本塁打とジャッジがリードしている。ヤンキースは今季残り5戦。ともに故障に悩まされたメジャー屈指の両スラッガーだが、来季どのようなホームラン王争いを繰り広げるかも注目される。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性