【MLB】エンゼルス 5-1 アスレチックス(9月29日・日本時間30日/アナハイム)
得意の守備で来季のレギュラー定着に猛アピールだ。大谷翔平投手が所属するエンゼルスは今シーズン最後の3連戦としてア・リーグ西地区5位のアスレチックスと対戦。この試合でショートを守るネト内野手に素晴らしいプレーが生まれた。
2回表のアスレチックスの攻撃。1死走者なしという場面でアスレチックスはルイーズ外野手が打席に。初回は制球が安定しなかったエンゼルス先発のシルセス投手だったが、この回は変化球がストライクゾーンに決まるようになって持ち直し、ここでもカウント2-2と追い込んだ。そして5球目のスプリットにルイーズが手を出した。
打球は三遊間へ転がるゴロとなり、エンゼルスのサードを守るステファニック内野手とショートのネトが交錯しそうになったが、ネトがこれを交わして打球を捕ると、すかさずジャンピングスロー。正確無比な送球はファーストのシャヌエル内野手のミットにすっぽりと収まりアウト。記録はショートゴロとなった。
やや前に出過ぎたステファニックとあわやぶつかるかとも思われたネトだったが、持ち前の身のこなしの軽さを生かしたプレーでこれを回避。これで勢いづいたか、シルセスも続くアレン内野手を空振り三振に打ち取り、2回表は三者凡退で終わった。
今季がルーキーイヤーだったネトは途中故障で戦線を離脱するもここまで81試合に出場。堅実な守備には定評があるが、打撃が難点でここまでの打率は.222、しかし大谷のアドバイスを聞き入れて打撃向上を図るなど来季のレギュラー定着に向けて目下猛アピール中。今回のプレーは来季のエンゼルスのレギュラー候補として名乗りを上げる形になった。
ネトの華麗な守備を見た視聴者は「ナイスー!」「うまい」「ネトにゃんやるじゃん」というネトを賞賛するコメントが飛び交った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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