【MLB】オリオールズ1-6レッドソックス(10月1日・日本時間2日/ボルティモア)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場し3打数1安打だった。6回の第3打席に技ありのレフト前ヒットを放つと代走を送られて交代。シーズン最終打席をヒットで締めくくった。今季の打撃成績は537打数155安打72打点で15本塁打。ア・リーグの打率ランキングでは5位に入り、球団新人記録となるシーズン50回のマルチ安打も達成するなど、メジャー挑戦1年目からしっかりと結果を残した。
好調も不調もあった吉田が、タフなシーズンに耐え抜きメジャー1年目を締めくくった。春先はメジャーの各投手への対応に苦しんだものの、徐々に対応すると打率も急上昇。一時は打率が3割を超え、ア・リーグの首位打者争いにも顔を出すほどだった。さらに日本人選手としてはイチローを抜いて最多となる8試合連続マルチ安打も記録した。8月、9月は疲労もあってか打撃の調子は下降線をたどり打率3割を切ったものの、9月中旬から少し取り戻し、3割手前のところでキープした。
メジャー挑戦1年目で長距離移動や時差とも戦いながら、適度に休みも取りつつ162試合中140試合に出場。長期離脱などもなく、シーズン通して戦い抜いたことが吉田にとっては何よりの収穫。メジャーでの過ごし方にも慣れて迎える来シーズン、各チームからのマークもきつくなる中、天才打者が首位打者獲得に向けて開幕から打ちまくる。
◆吉田正尚、月間マルチ安打数(シーズン累計)
3月 1回 (1回)
4月 7回 (8回)
5月 13回 (21回)
6月 7回 (28回)
7月 11回 (39回)
8月 6回 (45回)
9月 5回 (50回)
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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