恋愛や結婚、家族観は?
芸人として活動する井上さんは、自身の性的嗜好については「いじってほしい。性癖を喋る仕事は今回が初めてではなく、いろいろな場で喋っている。周りの芸人さんがいじってくれたり、お客さんが笑ってくれることがすごく楽しい」とオープンにして笑いに変えている。一方、プライベートでは「むやみやたらに言うべきではない」との思いから、アルバイト先の関係者などには公言していないそうだ。
「僕はこれで不自由を感じたことがほとんどない」と、今は“魚癖”を治そうとは思っていないが、かつては悩みも抱えていた。学生時代に周囲が恋愛をする中、「当時はK-POPやAKBが流行っていたが、女性に対してそういう目線を持っていないので、話に入れない。“誰々がかわいい”“誰々がドラマに出てこんなシーンがあった”と男子は盛り上がるが、話題に入れないのが悩みだった」と振り返った。
また「家族には恥ずかしくてあまり言えていないが、多分バレている。芸人になる時に、“結婚や一般的に描かれる幸せのルートに行くことはできない”と父親には伝えた。だから芸人をやることを許してもらえている部分はある」と述べた。
恋愛や結婚、家族についてはどう考えているのか?井上さんは「家族を持つ幸せに対する憧れはある。家族を作るなら体外受精を選ぶしかないと思っている」と家族観を語った。また性的な興奮はないものの、女性に対して恋愛感情はあると明かし、「高校時代には彼女がいたが、僕が手を出さなかった。キスすらしなかった」と自身の性的嗜好が原因で別れた経験も語った。
社会はどう向き合うべき?
