将棋の第36期竜王戦七番勝負第4局が11月10、11日の両日、北海道小樽市の「銀鱗荘」で行われ、藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が伊藤匠七段(21)を破り、シリーズ4連勝で防衛3連覇を飾った。本局は永世竜王保持者の渡辺明九段(39)が、初めて立会人を務めたことでも話題を集めた。注目シーンとなる“封じ手開封”の場面を振り返り、「思ったより手が震えた」と苦笑いを浮かべていた。