野球解説者・里崎智也氏が「ABEMAスポーツタイム」に出演。来季からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平が、今季放った44本塁打の中から、印象的だった1発について言及した。
この日、番組では改めて今季の大谷について振り返るとともに、野球解説者たちが、大谷の“ベストHR”を選ぶコーナーが設けられたが、その際に里崎氏は、「大谷翔平選手のベストホームランは、第3号ホームランです。」と、4月9日(日本時間10日)にエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで行われたトロント・ブルージェイズ戦で、同じ花巻東高校の先輩・菊池雄星から放った今季第3号本塁打が、“今季のベストホームラン”を選出。
理由として「ブルージェイズ戦。しかも花巻東の先輩・菊池雄星。インコースでも昨年同様、引っ張らないでホームランというところもあったんで、いい形で打ててたんじゃないかなっていうところもありますけどね。」と、“先輩・後輩対決”を制しただけでなく、左投手の内角の球を強引に引っ張って凡打になることなく、逆らわずに素直に弾き返して左中間深いところへのアーチとなったことを称賛した。
また里崎氏は、「日本人対決が当たり前の感覚のメジャーリーグっていうのも、増えていくと思うんで、楽しみでもあります。」と、来季は“日本のエース”こと山本由伸(元オリックス・バファローズ)をはじめ、今季以上にMLBでプレーする日本人選手が増えることで、こうした菊池vs大谷の“先輩・後輩対決”と同様、日本人プレーヤー同士の白熱した対戦が多く行われることに期待を寄せる形でコメントした。
(「ABEMAスポーツタイム」)