中日ドラゴンズ、MLBのアトランタ・ブレーブスで先発投手としてチームを牽引し続けた川上憲伸氏が「ABEMAスポーツタイム」に出演。来季からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平が、今季放った44本塁打の中から、印象的だった1発について言及した。
この日、『ABEMA解説者が選ぶ 大谷翔平ベストHR』のコーナーに出演した川上氏は、今季、大谷が放った本塁打のうち、自身が“ベスト”と考える1本について、「21号。左中間へ、逆方向の特大ホームランですね。」と、6月14日(日本時間15日)にローブライフ・フィールドで行われたテキサス・レンジャーズとの一戦の9回に飛び出した今季21号を挙げた上で、「ほぼ真ん中周辺で、引っ張れる球をあえて逆方向の左中間、しかも一番深いところで。しかも打った瞬間、バットを軽く投げる余裕っていうのは、ピッチャーからするとすごく“やられた感”のある圧倒的なパワーっていう。僕、そんなバッター見たことないです、アメリカで。」と、“投手目線でのインパクトの大きさ”について言及する形で自身の見解を語ることとなった。
また、こうした今季の活躍を踏まえる形で、二刀流を封印する形で臨む来季の大谷について期待することを訊ねられた川上氏は、「これもう、ないですけどね。これ以上ないでしょ。」とコメント。改めてその“別格ぶり”について強調する形で語ることとなった。
(「ABEMAスポーツタイム」)