【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース8-5カブス(3月2日・日本時間3月3日/キャメルバックランチ)
きれいなほどに打ち返されたことに「投げる哲学者」もびっくりだ。カブスの今永昇太投手がメジャー初実戦のマウンドに上がると、1回を三者凡退に抑えたものの、続く2回に2本のヒットの浴び無死一、二塁からページズに真ん中付近のストレートを完璧に打たれる特大3ランを被弾。打たれた瞬間、今永本人も思わずマウンド上で「あー、行った!」というような様子を見せた。
今永は昨シーズンまで横浜DeNAで左のエースとして8年間、活躍。2022年にノーヒットノーランを達成、2023年は開幕前に行われたWBCで3試合に登板、決勝のアメリカ戦でも先発し好投し、どんどんとメジャーでの評価を高めていった。昨オフにポスティングシステムで4年総額5300万ドル(約79億5000万円)、最大で5年8000万ドル(約120億円)という大型契約をゲット。キャンプでじっくり調整を進め、この日が注目の初実戦マウンドだった。
1回には2020年MVPの強打者・フリーマンからも真っ向勝負で空振り三振を奪った今永だったが、イニングをまたいだ2回はマンシーにライト前ヒット、フェルナンデスにセカンドの内野安打を許し無死一、二塁のピンチを招いた。続くページズにカウント0-1からの2球目、真ん中やや内寄りに入ったストレートを完璧にとらえられ、打球はレフトスタンド上段に消えるかという特大3ランに。マウンド上で今永は思わずすぐに口を開けて「あー、行った!」と顔をしかめた;
それでもすぐに切り替えられるのが今永の真骨頂。むしろギアが入ったのか、ここから3人全て三振でイニングを終えると、3回の先頭からも三振。4者連続を含む5奪三振を奪ったところで降板すると、球場のファンからも歓声が起こっていた。
まだメジャー初の実戦マウンドを踏んだばかりの今永。三振とホームランが交互に出てくるのは日本時代からの“お決まりパターン”だが、次回は好投で先発ローテーションに近づけるか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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