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【映像】カブス今永が特大弾を打たれて絶望した瞬間

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【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース8-5カブス(3月2日・日本時間3月3日/キャメルバックランチ)

【映像】カブス今永が特大弾を打たれて絶望した瞬間

3月2日(日本時間3月3日)に行われたMLB・スプリングトレーニングのロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスの一戦に、今季からカブスでプレーする元・横浜DeNAベイスターズの今永昇太が先発。5三振を奪うものの、手痛い一発を浴びる場面があった。

この日、先発でマウンドに上った今永は、初回からフルスロットル。大谷翔平に代わり、2番に入ったフレディ・フリーマンに対し、球の勢いで押す投球でフルカウントまで追い込むと、最後は外角高め、151km/hのストレートで空振り三振にとった。

なお、この日の今永は、2回1/3を投げて5奪三振と、横浜DeNAでプレーした昨季、174三振を奪った“セ界の奪三振王”としての存在感を垣間見せたものの、その一方で、初回には1番ミゲル・ロハスと3番ウィル・スミスに、渾身のストレートで抑え込んだと思いきや、結果としてアウトにはなったものの、外野まで運ばれるというヒヤリとした場面も。また、2回のマウンドでは、“伏兵”アンディ・ページズに、カウント0-1とストライクを先行させたものの、やや甘く入った内寄りのストレートを痛打されることとなったことから、日本の野球ファンからは「あかんwwwもう一発病が出た」「いやいや通常運転通常運転w」「あの球であそこまで運ばれるのがメジャーの怖さよな」「相手バッターのパワーがハンパねえ」「日本でもこういうホームランあったし、考えすぎだろ」「今日はお試し。心配ない」と、今永に“一発病”のきらいがあることを踏まえる形でのコメントが、ネット上に相次ぐこととなった。

今永は昨季、22試合に先発し、174三振を奪って最多奪三振のタイトルを獲得した一方で、20本で1位の東京ヤクルトスワローズ・高橋奎二に次ぐ17本のアーチを献上。被本塁打数でリーグ2位となっている。また、今永にとってストレートは、圧倒的に被本塁打数の多い球種であることが見てとれる。同時に、奪三振という意味でいえば、最多の88個となっているため、ストレートはウイニングショットでありながらも、手痛い一発を浴びる危険性が最も高い球種であるといえるのだ。

無論、今永が昨季の全投球のうち、半分以上の52.4%をストレートで組み立てていることを思えば、必ずしもストレートそのものが本塁打されやすい球であるとは言えないが、いずれにしても、試合後に今永自身が、日米の打者の違いを「自分では押し込んだと思ってもフェンス際まで飛ばされていた」と振り返っているように、持ち味のストレートを中心とした投球を、どのような形でMLBの野球に適応させることができるかが、1つの鍵となりそうな気配だ。

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