【写真・画像】 1枚目
【映像】個人3連勝に「そっか!」とおどける鈴木たろう

 決めたいところでしっかりアガって、ゼウスは今日もニッコニコ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」3月8日の第1試合は赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)が混戦を制してトップ。たろうは2月26日にリーグ最高スコア更新の11万2800点を叩き出しており、好調そのままに個人3連勝を決めた。

【映像】個人3連勝に「そっか!」とおどける鈴木たろう

 この試合は東家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、たろうの並びで開始。序盤、黒沢に満貫をアガられ、たろうはこれを追う展開。東3局2本場、供託が3本集まり、アガリの価値が高いこの場面でたろうは東をポン、赤五万が入ってペン7筒待ちのテンパイを組んだ。これを黒沢からアガり東・赤・ドラ2の8000点(+600点、供託3000点)を手に入れた。実入りの合計は1万1600点、跳満級のアガリでトップ目に立つ。

 その後は誰にも決定打が出ない競り合いが続く。たろうが二の矢を放ったのは南3局だ。カン四万待ちのタンヤオをリーチすると、黒沢の鳴きで四万が流れて来てツモ。リーチ・ツモ・タンヤオ・赤の8000点で大きなリードを得た。オーラスは瑠美のアガリを見送ってトップ終了、個人3連勝を達成した。

 個人の記録はあまり意識をしていなかったようで、試合後のたろうは「そっか…!」とおとぼけ顔。その後に「やりましたね!」と喜びを実感していた。前回ほどの大勝とはいかなかったが、それでもたろうは「トップは大きい。トップと2着の差が一番大きいので、トップ取れるだけで大満足です」と満足げ。決定打となった南3局のカン四万待ちリーチについては「あれはもうしょうがないです、ギャンブルしておくか、という感じでやってみました。幸運にも四万ツモれて良かった、うれしかったです」。

 昨年は無念のレギュラーシーズン敗退、共に戦った選手との辛い別れも経験した。一転、今期のチームはU-NEXT Piratesとレギュラーシーズンの首位を競っている。たろうは最後に「この調子でセミファイナル・ファイナルと頑張っていきたいと思いますので、引き続き楽しんでいただけたらと思います!」とファンへ語りかけた。ゼウスの上機嫌が続く限り、首位通過も現実味を帯びてくるだろう。

【第1試合結果】

1着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)3万5000点/+55.0
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)2万6800点/+6.8
3着 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)2万2400点/▲17.6
4着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万5800点/▲44.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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