【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース-レッズ(3月8日・日本時間9日/グレンデール)
グレンデールのブルペンで待っていた同僚たちも口々に「惜しかったな」と思ったことだろう。ドジャースの大谷翔平投手はこの日、レッズとのスプリングトレーニングに「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場。第1打席はレフトフライに倒れたが、あわや本塁打かとも思われる一打にドジャースのブルペンにいたリリーフ投手たちがくぎ付けとなった。
10年総額7億ドル(約1020億円)というメジャーリーグどころか北米プロスポーツ最高額となる契約を収めた大谷はファンはもちろん、チームメイトからも注目される存在に。キャンプ中からチームメイトたちとじゃれる姿は再三目撃されていたが、スプリングトレーニングに入ると快打を連発する大谷の打席を見逃すまいとブルペンからリリーフ投手たちが熱視線を送ることもしばしばあった。
1回裏、レッズ先発のマルティネス投手と対戦した大谷はカウント1-1からマルティネスが投じた直球にバットを出した。逆球だったため、大谷のスイングもやや遅れ気味になったせいか、打球はレフトへ流す形に。
通常なら平凡なレフトフライとなるところだが、大谷のパワーもあってか打球は高々と上がった上にグングンと伸び、レッズのレフト、トンプソン外野手がフェンスギリギリで捕球したほど。そのフェンスの中にはドジャースのブルペンがあったため、ブルペンで待機するリリーフ投手たちの視線もおのずとくぎ付けになった。
SNS上でも「今の打球は惜しかった!」「すごい伸びたな」「打ち損じてるけどあそこまで持っていくパワー」など大谷の打球に大盛り上がりとなっている。
通常のレフトフライでもファンどころか、チームメイトさえもくぎ付けにした大谷の底知れぬパワーに驚かされる打席となったと言えるだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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