【MLB・練習試合】LG4-5パドレス(3月18日/ソウル)
アメリカで最も有名な投球分析家「ピッチングニンジャ」が、この“魔球”に注目するのも当然だ。3月20日にドジャースとの開幕戦を控えたパドレスだが、期待の右腕・ウォルドロンがLGを相手に得意球であるナックルを連投。今や使い手がほとんどいなくなった“魔球”だが、捕手が捕り損ね、打者は見当違いのところを空振りという衝撃的なシーンを生み出した。
【映像】捕手は捕れない…打者も打てない“魔球”ナックルの超変化
ウォルドロンは、昨年6月にメジャー昇格を果たした期待の投手。メジャーでは5年間も記録されていなかったナックルを決め球に初勝利を挙げ、その後もメジャーに定着した。過去のナックルボーラーは、投球のほとんどをナックルが占めるのに対し、ウォルドロンは150キロ前後のストレートも投げ込み、ナックルは全体の2割程度。このコンビネーションで相手打者を翻弄するタイプの投手だ。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏は、今回のウォルドロンの投球もしっかりチェック。LGの4番・ディーンを空振り三振に打ち取った時の変化が素晴らしく、ディーンも直後に「Oh…」という顔をしたほど。過去にはフリードマン氏が、最大で51センチも変化すると指摘したことがある魔球は今後、ドジャース大谷翔平投手にも使われる可能性が十分にあるだけに、どんな対決になるか今から注目だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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