新入幕の前頭十七枚目・尊富士(伊勢ヶ濱)が、前頭六枚目・豪ノ山(武隈)を押し倒して幕内初優勝を決めた。1914年(大正3年)5月場所の両国以来、110年ぶりとなる新入幕場所での優勝を所要10場所目という史上最速Vで達成。24年ぶり史上6人目の三賞“トリプル受賞”という快挙で自らの初優勝に花を添えた。その後、行われた優勝インタビューでは、終始笑顔を見せ、時に館内の爆笑を誘う一幕も。歴史的な偉業も「記録も大事ですけど、皆さんの記憶に一つでも残りたくて、必死で頑張りました」と真摯に答えた尊富士の笑顔ありの優勝インタビューは以下の通り。