【写真・画像】滑っても滑り過ぎない神業!世界最強のラリードライバーが“正確無比ドリフト” 史上最年少王者が圧巻の走りでライバルに大差を付けた瞬間 1枚目
【映像】最年少王者が見せた異次元の“滑り過ぎないドリフト”

WRC】第3戦 サファリ・ラリー・ケニア(3月28日〜31日)

 28日に、ケニアの首都ナイロビからセレモニアルスタートで開幕した伝統のラリー。初日は、首都ナイロビ郊外のカサラニに設置されたスーパーSS(スペシャル・ステージ)で、2台が並んで疾走する全長4.84km特設ステージで激しい戦いが繰り広げられた。

【映像】最年少王者が見せた異次元の“滑り過ぎないドリフト”

 ここで目の覚めるような走りを見せたのが、トヨタ(トヨタ・ガズー・レーシングWRT)のカッレ・ロバンペラ選手。フィンランド出身の23歳は、2020年にトヨタチーム入りすると、2021年にシーズン4位を獲得、2022年にはWRC(世界ラリー選手権)史上最年少となるシーズンチャンピオンを獲得、さらに昨年、2023年も連覇している、今世界で最も速いラリードライバーのひとりだ。

 ロバンペラ選手は、このスーパーSSでフォード(Mスポーツ・フォード WRT)のグレゴワール・ミュンスター選手と並んでスタートすると、滑っていても滑り過ぎない無駄の少ないシャープなドリフトを披露。激しく土煙をあげながらも、ラリーカーとは思えない安定感のある走りを見せつけ、並走したミュンスター選手に7.8秒差をつけてフィニッシュした。

 2022年に優勝、2023年は2位と、サファリ・ラリーでの輝かしい戦績を残してきたロバンペラ選手は、泥まみれになったGRヤリス・ラリー1・ハイブリッドを駆り、初日3位のタイムを残している。同じくトヨタチームでは、サファリ・ラリーで過去に2度表彰台に登った経験を持つ勝田貴元選手が4位、エルフィン・エバンス選手が6位と、参戦した3台とも上位につけている。

 ロバンペラ選手の走行後、徐々によくなっていく路面コンディションを捉えて初日のトップタイムを記録したのは、ヒョンデ(ヒョンデ・シェル・モービス WRT)のティエリー・ヌービル選手。2位は同じくヒョンデのオィット・タナック選手となっているが、31日(日)まで続く長い戦いは、まだ始まったばかりだ。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)

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