【MLB】ツインズ3-2ドジャース(4月10日・日本時間11日/ミネアポリス)
大谷翔平の俊足か、それともコレアの強肩か。メジャーリーグが誇る超トップアスリート同士の対決が、球場を騒然とさせる激熱のクロスプレーを誕生させた。
今季は打者に専念しているドジャース大谷翔平投手は「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席には痛烈なライト前ヒットを話し7試合連続安打をマークし、日米通算1000安打にあと2本と迫った。7回の第4打席は1死一塁からボテボテのセカンドゴロだったが全力疾走し一塁ではセーフに。塁に残り3番フリーマンの一撃に期待していた。
すると期待通りにフリーマンはライト線を鋭く襲う二塁打を放った。ツインズのライトを守るキリロフが処理にもたつく間に大谷は一気に三塁も回って本塁に突入。どんどんと加速し猛然と本塁にスライディングしたタイムは、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のアルダヤ記者が自身のXで紹介したものでは、一塁から本塁まで10秒.89だったという。
並の野手陣なら、大谷も悠々セーフで同点というシーンだったが、これを阻んだのがツインズのショート、コレア。2021年にゴールドグラブ賞、さらにはプラチナ・ゴールド・グラブ賞にも輝いた守備の名手だ。通常であればライト方向の打球はセカンドが中継プレーに入り、本塁へ送球するところだが、コレアがいるツインズ専用のオプションなのか、コレアが中継に入り、強肩でバックホーム。この送球速度は150キロにも迫るスピードボールだったという。コントロールも抜群の返球、本塁付近では球場も騒然となるクロスプレーが展開された。
一旦は球審の手が横に広がりセーフかと思われたが、チャレンジが入り、ビデオで確認すると大谷のスパイクはホームベースに振れる前に捕手バスケスのミットに触れていたため、一転してアウトに。判定が覆る「オーバーターン」の言葉がアナウンスされた瞬間、ツインズファンからは大歓声が起きていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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