【MLB】ドジャース3‐6パドレス(4月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)
「2番DH」で先発出場したドジャース大谷翔平投手とパドレス先発のダルビッシュ有投手。開幕戦以来の対戦となった二人の対決は3打数無安打でダルビッシュに軍配が上がったが、第3打席で三振を奪った"魔球"が注目を集めた。
第1打席は空振り三振、第2打席はサードへのポップフライ。日本ハムの先輩・後輩であり、WBCでもチームを引っ張った二人の対決、ハイライトは5回裏の第3打席だった。
初球のスイーパー(ストライク・79マイル=約126キロ)を見逃し、続くスライダー(88マイル=約140キロ)は低めへ鋭く落ちた。初回に大谷が空振り三振を喫したのと似た変化球だ。
大谷は3球目のフォーシーム(92マイル・約147キロ)を引っ張ってファール。このとき自打球が大谷の左足を直撃、大谷は打席を外して苦笑いを浮かべた。
4球目、外角へ落ちるスプリット(86マイル・約137キロ)になんとか食らいついてファール。大谷はついていくのが精一杯にも見えた。先輩であるダルビッシュの意地を感じる。
続く5球目のカットボール(89マイル・約142キロ)は真ん中低めから鋭く落ちた。落差は何と24インチ(約61センチ)。スイングした大谷だがファールチップでキャッチャーのミットへ。
この試合、三度目の対決ももダルビッシュが勝利。投じた5球はすべて違う球種で、ダルビッシュの投球術を目にしたファンは「めっちゃ回転しとる」「縦カット魔球すぎる」「ないすダルさん!」と記すと、解説の長谷川滋利氏も「完全にダルビッシュに軍配が上がりました」とコメント。
1打席目の決め球と同じく、鋭く落ちるダルビッシュの変化球は、メジャーでもトップクラス。「魅せる配球」は他球団ピッチャーの参考にもなりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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