【MLB】ドジャース 3-6 パドレス(4月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)
6回裏2死から、3番手としてマウンドに立ったパドレスの松井裕樹投手。4人の打者を完璧に抑えて今季2勝目をマークしたが、三振を奪いながらなぜか不満そうな表情を浮かべるシーンがあった。
パドレス先発のダルビッシュが5回3失点でマウンドを降り、2番手のデロスサントスからマウンドを受け継いだ松井裕樹。2死一塁でドジャースの7番アウトマンと対峙した。
初球、鋭いスライダーを投じると空振りでカウント0-1。続く2球目は低めのスプリットでまたも空振り。キャッチャーのミットは地面に触れるなど、鋭く落ちた。カウント0-2からの3球目、落ちるスプリットを投じるとファール。前のボールよりやや落差が少なく、「バッターを戸惑わせる変化」にみえた。そして4球目、「いくぞ」と表情を浮かべた松井のボールは内角へのスライダー。詰まった打球はサードのポップフライでチェンジに。
イニングを跨いで迎えた7回裏。8番ヘルナンデスをショートゴロに打ち取った直後、9番ラックスに対し初球は緩いスライダーで見逃しストライク。続く2球目は鋭さ抜群の落ちるスプリットで空振り。カウント0-2と追い込んだ直後の3球目は内角低めへのスプリット。落差35インチ(約89センチ)という"お化けスプリット"で見事に三振に仕留めて見せた。
しかし直後、松井はマウンドで首を振り、不満げな表情を浮かべる。自身がイメージしたボールと違ったのだろう。こうした向上心は、松井がメジャーに渡れた要因の一つかもしれない。
このシーンを見たファンは「松井圧巻のピッチング」「すごいな」「まじで当たらんな」とコメント。松井は続く1番ベッツを詰まったピッチャーライナーに抑え、打者4人を抑え込むパーフェクトリリーフ。7回表に味方が逆転したため、今季2勝目を手にした。
松井は今季、早くも10試合目の登板。メジャー移籍時はボールへの順応を不安視する声も聞かれたが、気づけばチームになくてはならない存在となっている。鋭い変化球はもちろん、松井の快投劇からも目が離せなくなりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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