【MLB】ドジャース 0ー2 ナショナルズ(4月17日・日本時間18日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が、5試合ぶり今シーズン3度目の猛打賞を記録した。3本いずれもシングルヒット。とくに3本目はコンパクトに弾き返すヒット狙いの「安打製造機」モードで、今季31安打は同僚ベッツらと並んでメジャートップタイだ。
ドジャースでの定位置である「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、0-2と2点ビハインドの8回2死走者なしの場面でこの試合4度目の打席に入った。この打席で大谷はカウント1ボールからの2球目をフルスイングするも空振り。3球目も強いスイングを見せたがファール。1球見逃してカウントは2ボール2ストライクとなる。1球ファウルを挟んだ6球目をコンパクトに振り抜くと鮮やかなセンター前クリーンヒットになった。
この打球を見届けた直後に実況MCのDJケチャップ氏は、「追い込まれてからアプローチ変えていますよね」とカウントによってスイングを変化させていることに着目。解説のAKI猪瀬氏も「軽打ですよね。エンゼルス時代だったらここでホームランを打つって感じですけど、ぼくがヒットで出れば後は、(後ろを打つ)フリーマン以降がなんとかしてくれるって感じですよね」と意識の変化が見られると解説した。
チームは完封負けを喫したが、この試合で大谷はシングルヒット3本で猛打賞を記録。試合前の打率3割4分1厘から打率3割6分へと大きく上昇させた。試合前の時点でナショナル・リーグ首位打者は打率3割8分8厘だったチームメートのベッツは、4打数ノーヒットで打率を3割6分9厘に下げ、安打数はともに31安打となった。
もちろんそれ以外にもライバルは多くいるが、今シーズンの大谷は、首位打者を獲得する可能性も十分にありそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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