両リーグトップの33安打を放ち、打率も.356と高い数字を残している大谷翔平投手。今季からドジャースに移籍し、スター軍団の中でも存在感を際立たせているが、試合中に見せるとある様子が、コアファンの間で“快音フラグ”として話題になっている。
大谷といえば、メジャー屈指のパワーを誇り、圧倒的な打球速度で豪快なアーチを放つことで日本だけでなく全世界の野球ファンを虜にした。時折、その打球は自分の体を痛めることもあり、バットから直接体に当てる「自打球」で悶絶することは珍しくない。ただ、ファンの間では以前から自打球を当てた後にヒットやホームランをよく打つという印象から「自打球フラグ」として盛り上がっている。正式な統計などを出すファンはいないものの、試合観戦をする上での一つの楽しみになっているようだ。
そして今季、ドジャースに移籍してから新たに加わったのが「虫フラグ」。ドジャースタジアム周辺には、小さな虫が多く飛んでおり、当然ながらグラウンド内でも飛び交っている。これが打席で集中している大谷の顔周辺にやってきて、すかさずタイムをかけるというシーンが増えている。4月20日(日本時間21日)に行われたメッツ戦の第3打席でも、キリッとした表情で投球を待っていた大谷だが、突如手で顔周辺を払うような仕草。またしても虫の襲来を受けたようで、すかさず球審がタイム。気を使ってもらったお礼か、大谷も球審に一声かけてから打席に戻ると2球後、やはりフラグは活きていたのかライトへのエンタイトル二塁打を放った。
ファンからは「虫にも好かれ過ぎちゃう大谷くん」「虫が来ると大谷選手よく打つ」「虫も会いたいよね」といった声も聞かれるこの「虫フラグ」。自打球同様に、本人にとっては迷惑この上ないものだが、うまく気持ちを切り替えるタイミングとして使い、結果につながれば、この虫フラグも本人や球団の公式になる(?)。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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