【MLB】ドジャース 10ー0 メッツ(4月21日・日本時間22日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番DH」で先発出場。第2打席で松井秀喜氏を超えるメジャー通算176号アーチを放つと、第3打席ではピッチャー強襲ヒットもマークして3試合ぶりのマルチ安打を記録。チームの大勝に貢献した。
ついに量産体制に突入か――。12日(同13日)のパドレス戦で今季4号を放ってから7試合本塁打が出ていなかった大谷だが、この日の第2打席で8試合ぶりのアーチを放って日本人のメジャー通算本塁打記録を更新すると、重圧から解放されたようにバットが火を噴いた。
5回に迎えた第3打席では強烈な打球でピッチャー強襲の内野安打。第4打席は四球を選び、この打席限りでベンチに退いた。
ドジャースは3回裏、大谷の2ランで先制すると打線が爆発。5回には大谷の内野安打を含む6安打を集中させて一挙8得点を奪った。投げては先発のグラスノーが8回無失点の好投を見せ、メッツを相手に大勝した。
開幕から高打率を残しながら得点圏打率の低さなどが話題となるなど、「スーパースターの洗礼」を受けていた大谷。メジャー最高年俸選手として「打って当たり前」のプレッシャーは相当なモノ。
例年はスロースターターだが、ドジャース移籍1年目の今季は4月も好調。リーグをまたいでの2年連続本塁打王&MVPの偉業も見えてくるような豪快なバッティングで周囲の不安を一掃している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』
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