【MLB】ドジャース3-2レッズ(5月19日・日本時間20日/ロサンゼルス)
ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場、延長10回にはメジャーで自身2度目、移籍後初となるサヨナラ打を放つなど、4打数2安打1打点1死球と活躍した。本拠地ドジャースタジアムは、劇的な幕切れに熱狂したが、試合の前半はレッズの剛腕投手の前に盛り上がることさえできない状態に。大谷ですらまるで打てないといった様子の空振り三振に、解説者から思わず「うおっ!」と声が漏れる一コマがあった。
【映像】大谷が全然打てない!剛腕投手相手に“着払い”の空振り三振シーン
レッズの先発はグリーン。24歳の若き剛腕・グリーン。高校時代、既に102マイル(約164.2キロ)を計測していたと言われ、2017年のドラフトではMLB全体2位という高評価を受けると、2019年には右肘の手術を受けたが、2022年に無事メジャーデビュー。昨シーズンは4勝7敗、防御率4.82だったが、今後が期待される右腕の一人だ。
マイナー時代には最速104マイル(約167.4キロ)まで計測したと言われるグリーンは、30球団の中でもトップと言われるドジャース打線と対戦。初回から自慢のストレートで押しまくった。先頭ベッツをレフトフライに打ち取ると、続く大谷と初対戦。初球から97.4マイル(約156.8キロ)を投げ込んだが、これを中継で見ていた解説者のAKI猪瀬氏は「これでも遅いですよ。97なんてグリーンにはスローボール」と説明。2球目にスプリットを挟むと3球目は98.9マイル(約159.2キロ)でファウルチップ。そして4球目、98.8マイル(約159.0キロ)のストレートを外角高めに思い切り投げ込むと、大谷は完全に振り遅れてあっさりと空振り三振に倒れた。
ドジャースファンからもどよめきが起こった三振に、AKI猪瀬氏も思わず「うおっ!」。さらには「こんなに腰が引けて、着払いの三振はほとんど大谷はない」と続けた。この着払いとは、宅配便などで運賃を受取人が払う仕組みだが、野球用語としては投球が捕手のミットに収まって(到着して)からスイングをしているように見える時に使われる。
メジャーでも超トップクラスの打者である大谷が、いとも簡単に空振り三振に打ち取られる様子は、もはや衝撃映像の域。今後、さらに成長を続けるハンターと大谷の対決は、メジャー内でも屈指の名勝負になりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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