【MLB】ドジャース3-2レッズ(5月19日・日本時間20日/ロサンゼルス)
ロサンゼルス市に「大谷翔平の日」まで制定されたスーパースターとなれば、ホームランボールでなくても、打った球は貴重な一品になる(?)ドジャース大谷翔平投手は「2番・DH」で先発出場。延長10回にはサヨナラ打を放ち、ヒーローらしい活躍を見せた。この試合、第3打席には三塁側スタンドにファウルを打ち込んだが、この瞬間にファン同士による激しい争奪戦が展開されることになった。
大谷のホームランボールともなれば、それをキャッチしたファンが毎回メディアに取材され、記念球であればそれを返すのか返さないのか、保持するのか売却するのかなど、大注目になる。さしもの大谷も年間の本塁打数は、2021年でもシーズン46本塁打が最多。打者専念の今季は50本超えも期待されるが、やはりそのボールをゲットできるかは、天文学的な確率と言える。
その点、ファウルであればホームランボールよりはるかに球数は多くなるが、とはいえ1試合で打つファウルがちょうどファンがいるスタンドに飛び込むというのも、なかなかの低確率。大谷のバットによって傷がついたボールを持っているというだけも、ファンにとってはお宝になるだろう。
大谷はこの日、レッズが誇る剛腕投手グリーンと対戦。第1打席に空振り三振、第2打席はレフトフライに打ち取られた。そして第3打席、初球に外角高めに浮いたスプリットを積極的に振りに出た。打球はレフト線近くに舞い上がったものの、スライス回転がかかっていたのか、惜しくもファウルゾーンで弾み、そのまま三塁側のスタンドに入っていった。
するとここからファン数人で争奪戦がスタートした。男女問わず、一斉にボールに向けて突進すると、中には手すりを乗り越えようとした男性があわや転倒という危機に。時には大人がキャッチしたボールを子どもにプレゼントするというほっこりエピソードにもつながるシーンだが、今回ばかりは大人同士の激しいバトルとなっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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